福祉用具レンタル・販売海外展開
ヤマシタは企業理念「正しく生きる、豊かに生きる」を掲げ、世界のより多くの人が自己実現できる未来社会を創ることを目指しています。私たちは日本で培ってきたビジネスモデルを世界に展開すべく取り組んでいます。
安心の在宅環境を世界に
世界で最も高齢者割合の多い日本において、ヤマシタは在宅介護向けの福祉用具レンタルサービスの普及を進めることで社会課題の解 決に取り組んできました。 私たちの経験と知識をもって、世界の高齢者の「からだ・こころ・暮らし」の豊かさに貢献することが当社の担う使命だと考え、まず は急速に高齢化が進むアジア圏からサービスを展開してまいります。
急速に高齢化が進むアジアの未来を支える
世界の人口は2023年に80億人を突破、2050年には97億人へ増加する予測です。それに伴いアジア大陸の人口も2023年48億人か ら、2050年には53億人へと、引き続き世界人口の半分以上の割合を保ち増加し続けます（※1）。加えて世界の平均寿命も延び続け、アジアの65歳以上の人口は2060年までに12億人を超え、世界の10人に1人はアジア人高齢者になると予測されています。（※2）。 特に中国では、2020年に国内の65歳以上人口が1億9,064万人に到達。（※3）。中国政府の国家衛生健康委員会は今後の高齢者のケアについて、老後を自宅で暮らす人が90％、地域のコミュニティ（「社区」）を基盤に過ごす人が7％、施設に入所する人が3％、という「9073モデル」を中心に据えると表明しました。 その一方、「一人っ子政策」によりこの高齢化を支える人材が不足、介護支援が急速に進む高齢化に追いつかないという課題があります。
こうした課題に対してヤマシタは、2020年より中国上海市で日中合弁会社「山下福至（上海）健康管理有限公司」を設立。2023年8月からは天津市でテスト事業を始めるなど、中国国内で福祉用具レンタル事業や介護リフォーム事業を拡大しています。
（※１）総務省統計局『世界の統計』(2023年) （※２）United States Census「国勢調査局がアジアの高齢化に関する新たな報告書を発表」（2022年） （※３）JETRO「中国で少子高齢化が進む」（2022年）
事業内容
福祉用具レンタル事業
日本国内最大級の規模を誇るヤマシタが培ってきた知識、経験をもとに身体の状態や住まいの環境に合わせ、最適な福祉用具をご提案。介護ベッドや車いすといった高価な介護用品を政府の補助を受けながらレンタルすることで、少ない月々の負担額で利用できる日本式のサービスを提供し、介護者の負担軽減、ご利用者の自立支援のサポートを行っています。
福祉用具販売事業
福祉用具貸与に加え、福祉用具の販売も行っています。また株式会社幸和製作所の子会社である東莞幸和家庭日用品有限公司の総代理店として、介護用品ブランド「TacaoF」製品を中国国内で販売。日本の介護用品関連企業が中国で展開する際のサポートなども積極的に行っていきます。
介護リフォーム事業
住み慣れたご自宅で生活が続けられるように、介護リフォームも手掛けています。 手すりの取り付けから浴室のシャワールームへの改装など、福祉用具の導入だけでは対応しきれない部分まで、介護リフォームでカバーします。ご利用者が、転倒なく、安全に暮らせる住環境を上海市認定企業として提案いたします。
海外事业拓展のこれまで
-
山下福至（上海）健康管理有限公司を設立 上海政府の要請を受け、日本モデルとして現地展開を開始
-
上海市で介護リフォーム事業を開始
-
山下友愛（天津）健康管理有限公司を設立 天津でテスト事業開始
-
幸和製作所の中国子会社と中国における 販売の総代理店契約を締結
海外事業拠点一覧
山下福至（上海）健康管理有限公司
-
代表者の氏名
董事長 山下和洋
-
資本金
1975万人民元
-
所在地
上海市普陀区金沙江路1518
-
設立
2020年1月
-
合弁相手先
上海福至実業有限公司
-
事業内容
康复辅具租赁・销售事業、住宅改修事業
-
コーポレートサイト
山下友愛（天津）健康管理有限公司
-
代表者の氏名
董事長 山下和洋
-
資本金
50万人民元
-
所在地
天津市津南区八里台泰达（津南）微电子工业园区科达三路16号
-
設立
2023年8月
-
合弁相手先
天津豊寧機電製品公司
-
事業内容
福祉用具レンタル事業
中国拠点関連動画
介護ベッド納品
公開日：２４年１月
酸素吸入器納品
公開日：２４年１月
車いす選定
公開日：２４年１月
ショールーム紹介
公開日：２４年１月
テレビ番組（天津6「潮天津」）紹介動画
公開日：２４年２月